黒島のバイオトイレ。ニュースの取材を受ける!

みなさんこんにちは。バイオトイレ担当のSです。
昨年完成した、岡山県瀬戸内市沖、黒島に設置したバイオトイレが地元TV局の取材を受け、紹介されました。

それではこちらの映像をどうぞ!!

と、いきたいところですが…著作権の関係もあり、今回は文章で表現してみたいと思います。

取材をして下さったのは、RSK山陽放送株式会社様。
岡山地域の6chで見られるTBS系列の放送局です。
取材を受けたのは令和3年2月23日。
放送は同日夕刻のイブニングニュース内のコーナーで
約3分間紹介されました。

バイオトイレの案内をして下さったのは、
牛窓の黒島活性化協議会の副会長、芝さんです。

桟橋に船を

芝さんは黒島へのバイオトイレ設置工事の際に我々を黒島へ連れて行って下さった船長さんです。一度でも関わったことがある方がテレビに登場するとなんだか見ていてこそばゆいですね(笑)

ニュースを見ながら解説。

アナウンサーの紹介から始まったVTR。
牛窓の海を進む船の風景から黒島が映し出されます。
無人島であることを紹介されたあと、バイオトイレの入ったログハウスが映し出されました。
ナレーションベースで黒島のライフライン(水、電気)がないこと、これまでの来島者には携帯トイレの携行をお願いしていたことを紹介。
今回初めて島内にできたトイレとしてバイオトイレを映してくれています。

黒島に設置のログハウス

次にバイオトイレの仕組みについて。
使い方を用足の後、あることをしなくてはならないとペダルでこぐ自転車が登場。バイオトイレがし尿を分解する仕組みを解説付きで非常にわかりやすく解説しています。

あえて電気式のバイオトイレではなく、自転車ペダルを自らこぐタイプのバイオトイレを採用したのは、『「自分でしたものは自分で処理する」環境への気持ちが伝わるのではないか』と芝さん。
年間2,000人の観光客が訪れる黒島。
「今度からトイレの心配がないということで案内できるので、僕らにとってもいいですし、客にとっても安心できるのでは」との芝さんのコメントで締めくくられました。

自分の力で処理をする足漕ぎタイプのバイオトイレ

(ペダルを漕ぐことで便槽内のオガクズが混ざる仕組みのバイオトイレです。)

VTRが終わってスタジオのアナウンサーが
「使用後のオガクズは島で花を育てる肥料にするということです」、
「干潮時に島々をつなぐヴィーナスロードに年間2,000人ということですが、ヴィーナスにも捧げる花の香りに循環するSDGsといえそうですね」ときれいにコメントされていました。

たった3分で伝えるすごさ。

ニュースとしての取り上げられたのは以上なのですが、これを見ていて感心しました。
この間約3分間。
カップラーメンにお湯を注いで出来上がりを待つ時間も3分間。
非常にわずかな時間の間にバイオトイレのシステム、無人島の問題、環境を考えてほしいという思い、来島者への期待からSDGsまで。
多彩な情報を詰め込んで非常にわかりやすくまとまっています。

私も大学時代は放送について学んでいたこともあり、映像編集の巧みさに唸ってしまい、多分口頭で説明していても3分ではなかなか伝えられないと思いました。
映像で伝えることの大切さがよくわかる3分間でした。

※引用元について

本ブログ記事は令和3年2月23日午後6時15分より放送のRSK山陽放送株式会社制作、イブニングニュースにて紹介されたニュースを基に作成しました。
ニュース映像中に発せられたコメント等は『』および「」内にて表示しています。

黒島へのバイオトイレ設置工事のまとめ記事はこちら

バイオトイレを無人島へ設置!?①
バイオトイレを無人島へ設置!?②

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