toggle
カリクギ,カクシ釘の株式会社大築
2021-08-27

原因を見つけ出せ!バイオトイレの故障対応

みなさんこんにちは。バイオトイレ担当のSです。
先日のバイオトイレ故障のお話をご紹介いたします。

このバイオトイレは使用頻度が高く、高負荷の状態が継続しており、機械的負荷が増大し、壊れてしまったという状況でした。

バイオトイレ故障の原因

バイオトイレはオガクズに「し尿(95%以上が水分、残りは有機物、窒素、リンなど)」を投入、加温・攪拌し乾燥させていくことで日々処理しています。
バイオトイレを選ぶにあたっては、毎日のトイレの使用回数に応じてバイオトイレの大きさ(=オガクズの容量)を選びます。

そのバイオトイレの使用目安を超えて使用するとどうなるのか…。

オガクズの乾燥より早く次のし尿が入ってくるためにベタつき、重みが増すことになるのですが、そちらは詳しく実験したブログがあるのでこちらをご覧いただくとして・・・。

⇓加水実験記事⇓

使用目安の範囲内で使用いただいているバイオトイレはサラサラのオガクズが回っているというのが正常です。
(12時間後には処理が完了してサラサラのオガクズに戻っています。)
使用目安を超えた使用が続く高負荷状態になると乾燥が追い付かずオガクズが重くなり、モーターとスクリューにも想定以上の負荷がかかりダメージを受けます。

話を故障対応の方へ戻しましょう。
ふたを開けてみると、右の写真のように駆動用チェーンが外れていました。
と同時にこの降り積もったオガクズ。
オガクズ曹はパッキンで気密が保たれており、普通こんなところにオガクズが入り込まないはずなので「??状態」です。

チェーンが外れているのでスクリューが回らないという故障でした。

故障の原因は判明。けれど、残る謎。

チェーンを掃除して戻しても異常なチェーンのたるみ・・・。
この状態で試運転をしてみると、結構な頻度で「ゴン!」という音が・・・。

再度確認すると、重みの増したオガクズが原因でベアリングが破損したのが原因でした。
ベアリングが破損したことでオガクズ槽(そう)との間に隙間ができ、歯車の下にもオガクズが降り積もっていたのです。

ベアリングの様子を上から撮ったのがこの写真です。
本来のスクリューの位置から大幅にズレが生じています。
たるみの原因はこれでした。

こうなってしまうとベアリングを交換するしか方法がないので、部品を手配します。
一旦ゆるゆるの状態でチェーンをはめて、仮復旧。とりあえずトイレとして使用できる状態にし、後日再訪問し修理となりました。

今回のようなトラブルを未然に防ぐには。

ずばり、「サラサラのオガクズ」状態を維持すること。これにつきます。
軽〜く回っている状態だと10年以上問題なく使えても、高負荷となったままで湿気を含んだ重いオガクズを相手にするとさすがに部品が負けてしまいます。
バイオトイレを使う上でのヒントになれば幸いです。

関連記事