コンクリートに仮止め釘!?

こんにちは。新型ウイルスに対抗するためのワクチン接種で発熱してしまい約2日半寝込んだWEBマスターのRです。

38℃台の熱を出したのは人生二度目です。
(一度目は20代後半に初めてインフルエンザになったときです。)

これで電車通勤の私でも少しだけ不安が和らぐのですが…引き続きマスク・手洗い・消毒を心がけていきます。しかし、3回目接種などと言われたらどうしようか今から戦々恐々でございます。

そんな話は置いといて・・・。

今回はリフォーム物件の3階のお部屋に、床暖房を敷設することになりました。

コンクリートスラブ(床のこと)の上に「9㎜の断熱材」を接着、その断熱材に溝を掘って床暖房を敷設という仕様なのですが。

「9mmの断熱材」を「モルタル製の床」に「接着」するために!

今回はカリクギ コンクリートフロア用【K2c-22】を使いました!!

コンクリート用カリクギK2c-22

数年前、スポーツジムへの敷設の際に今回と同じようにモルタル材へ断熱材を接着、溝堀施工をするために、「コンクリートビス」を使用していました。 コンクリートビスはドリルを使用して下穴を作るという作業が大変で非常に時間と手間が掛かったという経験から、今回は【K2c-22】を使うことに!

使用感

弊社の床暖房施工チームMさんとSさん(バイオトイレ担当兼務)二人での作業だったのですが、感想を伺ってみると…

「予想外に簡単にしっかり留まる!そして抜きやすい!」

とかなりその実力に驚いた様子。

スラブ上面のモルタル材が綺麗だったことも関係あるようですが、大いに役に立ちました!

実際に打ってみた!

床暖房ヒーター納期の都合上、今回は私担当_Rが現地へヒーターを届けに行ったのですが、その際に資料用として、特別に釘打ちを体験させていただきました。

今までコンクリートに釘を打ち込んだ経験はないのですが、断熱材のお陰で、釘が支えられて倒れずに打ちやすくなったのか、木材に打ち込むよりも簡単に打てるような不思議な感覚がありました。

コンクリート用カリクギK2c-22で固定された断熱材

この写真は実際に断熱材を固定している状況です。

接着剤の完全硬化まで約1日掛かるので、この日はこの工程で終了。 翌日から床暖房敷設の作業でした。

コンクリート用カリクギ「K2c」シリーズ

コンクリート用カリクギ「K2c」シリーズが何故モルタル(コンクリート)へ下穴無しで打ち込めるのかというと…

①「硬鋼線」の釘

鋼板に打ち込む釘を製造する材料を使用しています。
通常の釘の材料(鉄)よりも硬度が高い材料です。硬度が高いながらも、直径1.3㎜の極細で、打ち込んでもコンクリートにひび割れもなく、抜き跡が目立たないようになっています。

②「砲弾型」の先端

通常の釘の先端とは形を変え「砲弾型」となっています。

カリクギF-22とコンクリート用カリクギK2c-22の先端比較

この形状が、コンクリートへの打ち込みやすさと強度を実現しています。

③「焼き入れ」の加工

釘として成型後、熱加工(焼き入れ)をすることで、鋼材の強度をさらに増しています。
ダイチクの内装釘の中で唯一、この加工をしているのが「コンクリート用カリクギ」です。

以上3点の特徴から、「カリクギ コンクリートフロア用」はコンクリート面に打ち込める仕様になっています。
ただ、あくまでも「接着仮止め」としての用途にのみ使える釘ですので、一般的な釘のように「固定」には強度が足りませんのでご注意ください。

ちなみに、コンクリート流し込み・硬化から約1週間の出来立てほやほやの場所であれば打ち込みやすく、それ以上になればなるほどに打ち込みにくくなりますのでそれも要注意です!

ではでは、今回は「カリクギ コンクリートフロア用」について解説いたしました。
誕生のきっかけ、長さ・太さ等々についてはまたの機会に!

今回も読んでいただきありがとうございました。
担当_R

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