toggle
カリクギ,カクシ釘の株式会社大築
2021-05-14

床暖房の溝掘り施工現場に行ってきました!

(株)大築 釘担当/WEBマスターの担当_Rです。
今回は10枚ものヒーターを溝堀り施工で敷設する現場にお手伝い兼記録係として行ってきました。

弊社が施工している「CFボードヒーター」は炭素繊維を織り込んだ
薄型のヒーターです。
ヒーターへ電気を送る電線と温度を監視するサーモスタット、コントローラーを順番に繋ぎ合わせていくのですが、その配線は通常床下にて行います。

【参考記事→床暖房の施工方法についてhttps://www.daichiku.co.jp/yukadan-7/

しかし、潜り込めるのは施工場所が1階だった場合のみ。
2階、または1階でも床下に潜り込めるスペースが無い場合には、ヒーターを敷設する床(床仕上げ材の下、一般的には捨て貼り合板)に配線スペースとしての溝を掘って配線していく方法で敷設します。

それが

溝掘り施工

という電線とサーモスタット、センサーを溝に埋める施工方法です。
工程順に説明していきますね。

①ヒーターパネルの設置場所に目印をつける

施工図面を元にフローリング割り付け位置を確認して墨出ししていきます。
もしヒーターパネルの発熱部や電源線に釘を打ってしまうと漏電してしまいます。
フローリング施工はさねの位置に釘打ちしていくので、その場所を避けヒーターの割り付けをするための大事な作業です。

※墨出し=施工図面に書かれたフローリングの敷き方を参考にフローリングのさね(フローリング材の結合部)の位置を確認して線を引いていく事。

フローリング設置位置の確認が出来たら、施工図面を元にヒーターを並べていきます。

並べたら、ヒーターの設置位置と温度制御のサーモスタッド、メインセンサー、ヒーター端子の位置決めをしていきます。
この印を入れていくことで溝堀りのガイド線が決まります。

②ヒーターを丸めて、片付ける

溝を掘る際の妨げにならないように、一旦広げたヒーターを丸めておきます。
薄型ながら反発力が強いので、うまく丸めるのが難しいです。

③溝掘り開始

①で決まった溝堀りガイド線を頼りに、電動丸ノコで溝を掘っていきます。
床下に貫通しないよう、慎重に進めていきます。
溝を掘っていく電動丸ノコを操るのは床暖房担当のMさん。
慣れた手つきで黙々と溝を掘っていきます。
※巻き込まれる危険が有るため回転式電動工具は原則として手袋の着用は禁止です。

④配線

③で出来た溝へと電線、センサー、サーモスタットを埋めてアルミテープで固定しつつ順番に結線・配線をしていきます。今回は床面ほぼ全部に貼り付ける工事だったので、配線がとても複雑です。

枚数が少ないとその分繋ぐ数も少なく、コントローラーと繋ぐ為の線を這わせていく場所の余裕もあるのですが、今回は少ないスペースの中でこなさなくてはならないので非常に大変でした。

(とてもじゃないですが、私では何の役にも立たないのでこの間に掃除や使い終わった道具の片付けをしていきます。)

⑤ボンドで接着

配線が終わったあと、改めて出た木屑やゴミを綺麗に掃除。
そしていよいよ、ボンドを床面に塗り伸ばしていきます。

センサーや電線の位置に注意しつつ、ヒーターを貼り付けていきます。

貼り付けたあと均等に力を加えるために担当_Sさんお手製のローラーでコロコロ〜っと押さえます。
塗り伸ばしながら異物(掃除で取り切れなかった木の屑など)が無いか確認も行います。

ヒーターの貼り付けに使っているボンドは完全硬化まで約1日かかる為、すぐに異物に気が付けば剥がしてもう一度貼り直しが可能です。
(それでも20分以内というタイムリミットがありますが…)

⑥1日目終了

朝9時から17時まで(片づけ時間加味して実質作業は16時30分まで)作業して残り2枚!のところまで貼り付け作業完了しました。

配線しては貼り付けていく作業なのでどうしても一気に仕上げるのは難しかったとの事です。
翌日無事に全て貼り終え、作業終了です!

・床下配線と溝掘り配線の違いとは

「床下に潜るor潜らない」・「溝を掘るor掘りらない」の違いではあるものの、作業量としては大きな差は無く、それぞれに難しい部分があると担当のMさん。

一般的に新築=床下配線、リフォーム=溝掘り配線が多いようですが、色々な場所に最適な施工方法を考えてご提案いたしますので、床暖房をお考えの際は是非一度ご相談ください!

Twitterもやってます
関連記事