床暖房敷設施工工事例⑧/新築・一戸建て編

こんにちは。㈱大築 釘/WEB担当_Rです。
今回はお久しぶり(約半年ぶり)の床暖房施工工事のお話。

施工先は大阪府内のとある一軒家。
なんと5階建ての物件です。工事の依頼をくださった工務店様とは2回目のお仕事。
前回の施工物件の施工主様が、CFボードヒーターをとても気に入ってくださったことをきっかけとして、お声がけいただきました。

今回の現場は2階からが居住スペースとなっており、2階から順に5階まで各階敷設することになりました。

2階/洗面脱衣場・洋室2部屋

敷設したCFボードヒーターの上にフローリングなどの床材で仕上げていくのですが、電線部分や銅線部分へ誤って釘を打ち込んでしまうと、温まらなくなるばかりか、最悪の場合、異常高温となり床材を焦がしてしまうことも…。
そんな事故を未然に防ぐために、CFボードヒーターの敷設後には必ず、マーカーなどで釘を打ち込んではいけない部分を明示して大工さんに注意をお願いしています。

3階/ダイニングキッチン・リビング

面積が一番多い3階。
キッチンではシンクやコンロに向かう際の足元すべてに敷設!
これだけ広いと一人では難しいと、バイオトイレ兼床暖房担当_Sも駆けつけ、二人掛かりでの作業となりました。
エアコンや空調どころか、窓を大きく開けられない為に、風も吹かない建物の中、黙々と作業。外気温は35℃越えの猛暑日!空調服を着用しているものの、効果も薄く…(空調服=服に取り付けられたファンが風を起こし汗が蒸発することによる気化熱で体温を下げる仕組み)幸い、熱中症にはならなかったとのことですが、話を聞いているだけでも夏場の施工現場の過酷さが伝わってきました。

4階/洋室③・5階/ヨガルーム

4階は主寝室のみの施工、5階はまさかのヨガルーム!
個人様の戸建てでヨガルームがあるのは初めて聞きました…。

お盆期間はお休みをいただきつつ、敷設工事期間は10日間でした。

目次

作業終了

全ての階へのヒーター敷設作業を終えたら、大工さんによる床材の仕上げ工事を行います。内装仕上げ後にリモコンを取り付け、試運転を行えば我々の施工は完了です。


今回の現場の仕上げ材はフローリングでしたが、それ以外にも洗面所やキッチンなどの水場に、よく施工されるクッションフロアやタイル、石張りの仕上げにも対応。もちろん畳(床暖房対応の製品に限ります)仕上げでも可能です。

床暖房は床材そのものから発熱、空気をゆるやかに暖めるので、温風などが出ることなく快適な空間を作ることができます。そのためハウスダストアレルギーの症状をお持ちの方などでも気にすることなくお使いいただけるのが特徴です。

また、床暖房以外にもこのヒーターは活用可能で、豪雪地帯の融雪や産業用機械の加熱ヒーターとしても活用されています。別のブログでは床暖房とはまた違うヒーターの活用方法をお伝えできればと準備していますのでおたのしみに。

担当_R

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次