バイオトイレ用太陽光電源 ~トラブル編~第2話

みなさんこんにちはバイオトイレ担当のSです。

~前回までのダイチクブログは~
弊社岡山工場で年末の忙しいときに太陽光システム停止→急遽岡山で配線のやり直し→また停止(今ココ)

さて第2話は復旧作業をしていくお話です。では始まり始まり~

本日は2023/2/2。リチウムイオンバッテリーに異常はない(メーカーさんでチェック&充電して間もない状態)となると、他に要因や異常がでているのか・・。

実はこのオフグリッドソーラー、充電コントローラーが優秀で、スマホアプリとBluetoothで接続、現在の充電状況や過去30日のデータをダウンロードできるのです。

画面には太陽光で発電している現在値のほか、ソーラーパネルの電圧、電流、バッテリーの電圧、充電電流、充電モードが1画面に表示されています。

履歴をタップすると過去30日間のデータがPDFやCSVファイルとして取り出せます。ダイチクではこのデータを設置時から取得して蓄積しています。
(このアプリでリアルタイムに発電状況の把握ができるので、ダイチクおススメのシステムなのです!!)

 

 

 

 

このBluetoothで接続するアプリの関係で、現場に行かなくてはデータを取れないのも事実。これは弊社の社長が会議で行くたびにデータ取り、こちらに送ってもらうという作業を繰り返しデータを蓄積しています。

社長、オツカレサマです。

そのデータを見てみるとなんと驚きのデータが出てきました。1/13~1/18の6日間、全く発電できていなかったのです。そりゃ「トイレ動かん」と連絡来ますよね。

まさか太陽が6日間昇ってこなかったわけもない(そんな日があったらわかるわッ!とツッコミが来そう・・)この発電できていない期間でバッテリー容量を使い果たして停止という事を繰り返しているようです。

これ以前にも12月にも同様の発電できない期間が6日間記録されていました。全く初めての症状でした。

太陽光パネルは損傷が見られず、配線にも異常がないので問題なし。となるとこの充電コントローラーが動作不安定になっているのか・・・。
ためしに充電コントローラーの制御ソフトを更新してみたら何事もなかったかのように発電しだしました。でもこれはリセットしたのと同じ意味で、不具合解消したわけでもない・・・

次の日(2023/2/3)も充電具合を確認してみました。8:30には20%だった充電量が14:00には65%まで回復しており、順調に稼働しているようです。ちょうどこの日は金曜日。工場は土日と休日のため、バイオトイレの電源をすべて停止し、バッテリーの充電に徹することにしました。

週明けに工場の人に確認してもらうと充電量は98%まで回復。これから通常運転にしてバイオトイレを使いながら経過を見たいと思ったのも束の間・・・。火曜日になって「また使えない・・・」との連絡が。またバッテリー残量が19%まで低下しています。もう何が何だかわからない状態です。
メーカーさんに泣きの相談をしてみますと、近々出張予定があるので、「ついでに見に行きましょうか」とのお申し出が。専門家に見てもらえるなら間違いないのでお願いすることにします。

~原因の分からない動作を繰り返すシステムは復活するのか・・・第3話に続く~

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