バイオトイレは臭くない?~ニオイのメカニズム~

皆さんこんにちは。

市場調査のためTwitterでエゴサーチをするなかで、【バイオトイレ】と検索すると一般の方でよく見かけるツイートがあります。

『バイオトイレって臭くないのかな?』

簡潔にお答えします!

バイオトイレは臭くないです!!

今回のブログではこの疑問を掘り下げて解説していきます!

【ニオイの原因はアンモニア】

そもそも、トイレがクサイと感じる仕組みはなんでしょう?

トイレに入るとツンとしたニオイが鼻を突きますよね。
これの主な成分はアンモニアです。
アンモニアの発生源は尿に含まれる尿素ですが、尿素の状態で臭う事はありません。
尿素が体外に排出され、空気中に存在するバクテリアやその他の微生物と混ざり、分解されることによってアンモニアが発生します。



水洗トイレでニオイが気にならないのは、排泄物がすぐに流れ去ることでニオイの発生を抑えているためです。
対して汲み取りトイレでは、タンク内で発生したアンモニアがトイレ空間に臭いを放出させています。

【バイオトイレからアンモニア臭がしないのはなぜ?】

ではバイオトイレはどうして臭わないのでしょうか。

バイオトイレの便槽にはオガクズが入っています。これはノコギリ等で木材を引くときに出る木屑のことです。
用を足したとき、このオガクズに「し尿」が吸収されます。
※し尿…人体から排出される「屎(し)」(大便)と「尿」(小便)の混合物

オガクズの表面は多孔質(表面に小さい穴がたくさん開いている)であるため、液体は分散吸収されていきます。分散し液体の形状を保てなくなった尿は、オガクズの攪拌とヒーターの加熱によって水分が蒸発します。
すると、尿素は空気中の細菌と混ざることはなく分解されることもないため、アンモニアが発生しません。

オガクズを使用することでアンモニアが再生成される前に乾燥処理を完了させているので、バイオトイレは臭わないのです!

【バイオトイレでもアンモニア臭がする時の対処】

しかしバイオトイレでもアンモニア臭がすることはあります。
原因としては【使用過多】【オガクズの寿命が近い】などが挙げられます。

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【使用過多】

使用過多時の便槽は汲み取りトイレに近い状態であるため、尿素が分解しアンモニアが生成される環境下になってしまいます。

一時的な使用過多であれば徐々に乾燥が進むことで正常に戻ることもありますが、いつまでも乾燥状態が見込めないのであればオガクズの交換を推奨します。

ほかにも、排気経路の目詰まり等でうまく換気されず臭いがこもっている場合もあります。

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【オガクズの寿命が近い】

使用回数を重ねれば、オガクズも劣化します。 

オガクズの寿命はで判断することができ、山土のような濃い茶色になってくると、そろそろ交換のサインです。

新鮮なオガクズはサラサラしているのですが、乾燥が追いつかずに湿気を多く含んだベタベタした状態が続くと、ニオイが発生することもあります。

早めにオガクズ交換をすることで処理能力を回復させることができるので、年に2~3回の交換を推奨します。※毎日の使用が少ない場合は交換頻度は下がります。

目次

【まとめ】

トイレの臭いはアンモニアの臭い

◆バイオトイレが臭わない仕組み             
  ・オガクズが尿を分散し蒸発させることによりアンモニアを発生させない

◆バイオトイレが臭うときの原因
  ・使用過多状態になっている
  ・オガクズの寿命が近い
  ・排気経路の目詰まり等で換気が正常に行われていない
   ⇒早めのオガクズ交換でバイオトイレを快適に使用しましょう!

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